写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真
  • CHAPTER 01
  • CHAPTER 02
  • CHAPTER 03
  • CHAPTER 04

STORY 02

  
広報プランナー
2016年新卒入社

タイトル

タイトル

  1. CHAPTER 01
  2. CHAPTER 02
  3. CHAPTER 03
  4. CHAPTER 04

CHAPTER 01

聞くことの大切さと、
人見知りの新人。

「早川くんほど適当な人、これまで会ったことないよ」。
よく言われる。
しかも、一度や二度じゃない。
でも、これには海より深く、カバンの中で絡まったイヤホンよりも
複雑な理由があるので、ちょっと聞いてほしい。

私が担当する広報プランナーの仕事は、
お客さまである大学や専門学校といった上級学校の広報課などを訪問して、
進路イベントへの参加やWeb・チラシの制作、情報誌への広告掲載など、
高校生向けの広報施策を提案すること。
企画を提案するためには、
まず、学生募集においてどこに課題があるのかを把握することから始まる。
この学校で得られる、学びの価値とは。ほかの学校との、差別化ポイントは。
この学校は、受験生からどのように見られているか。
前回のイベントで好評だった点、効果が弱かった点、などなど。

ここできちんと話を聞けていないと、
お客さまの希望とは異なる提案をしてしまうことになる。
だからこそ、様々な切り口で話をうかがい、
情報を丁寧にヒアリングして課題を整理する必要がある。
これはどの学校に対しても決して変わらない真理だ。
そしてきっとあなたは知らないと思いますが、
私が本来、人見知りであり口下手であることも、
これまた決して変わらない真理なのである。さて、困った。

CHAPTER 02

気がつけば
飲まなくなった、
人の字。

今の私を知ってくれる周りの人からすると「嘘でしょ?」と言われそうだが、
学生のころは本当に人見知りがひどくて、
初対面の人と話すなんてほとんどできなかった。
入社してからも、打ち合わせでうまく話せないことが多々あった。
高校生向けの説明会では、大勢を前にしての講演中に
急に言葉が出なくなるなど、ひどい失敗をたくさんしてきた。

どうしたら人見知りを直せるのか。うまく話せるようになるのか。
打ち合わせや講演前のリハーサル。成功するイメージトレーニング。
できることは、片っ端から試してみた。
それでも、頭の中が真っ白になることがあった。
手のひらに人の字を書いて飲み込むおまじないもやった。
でも、それを合図に緊張が始まることもあった。本末転倒だ。

「うまくやろう」と、意識しすぎていたのかもしれない。
考えられることはほとんど試してみて、それでもうまくいかないなと感じていた。
あるときどこかで「これだけやってるんだから、ちょっとぐらい失敗してもいいや」
と開き直った気持ちになった。不思議とそのころから失敗が少なくなった。

今、電話やオンライン、対面を全部含めると、
仕事で話している時間は1日5~6時間くらい。
入社当時の自分が知ったらびっくりするだろう。
どんな人とでもある程度は話せるように、
ジャンルを問わずたくさんの知識をつけること。
そしていつも笑顔でいることを心がけている。
コミュニケーションが好きだと、心から思える。
そんな風に、どこでも誰とでもニコニコ話していると、
代償として「早川くん、適当だね」とか言われてしまうのだけれども。

CHAPTER 03

数字じゃなくて、
幸せの一番を
目指す。

大学や企業だけじゃなく、イベントを開催する高校に訪問することもある。
時折、顔見知りになった3年生から
「早川さん、僕、あの学校に行くことになったんですよ!」
なんて報告を受けると、飛び上がるほど嬉しい。
この仕事をやっていてよかったと、本当に思う。

企業である以上、私たちは仕事を通じて利益を得ることを目的としている。
個人的な目標としても、今よりもっとよい成績をあげて、
会社の利益に貢献したいとも考えている。
でも、きっと目先の数字を追ってばかりいても、
その目標は達成されないんじゃないかと思う。

自分が提案した企画が、大学や専門学校の広報の方々、企業の方々、
高校の先生や生徒たち、全員を繋ぐ。
そして、繋がった先でそれぞれの人生によい影響が生まれて、
幸せが生まれていく。
そんなイベントを開催するのが、私たちの使命である。
そして、喜びの声を間近で聞けることが、この仕事の醍醐味だなと感じる。

仕事を通じて、どれだけ人を幸せにできたか。
これを簡単に計測してくれるシステムができたら素敵なのになぁ
(そしてその結果が評価につながったらもっと素敵だなぁ)。

CHAPTER 04

仕事は、子どもたちを
楽しませるように。

「お父さん、ほら見て!もっと高く飛べるよ!」。
最近よく家族で出かけるのが、茨城県のイバライドというテーマパーク。
子どもがお気に入りのトランポリンで一緒に遊ぶ時間が、
自分の中でも大切なリフレッシュのタイミングだ。
男の子二人、元気にすくすく成長して、できることも少しずつ増えてきた。

でも、ちょっとした課題もある。
例えば、ついこの間まで楽しんでいた新しいおもちゃでも、
すぐに遊び尽くして、早く飽きてしまうようになった。
以前はお出かけ先を提案すると素直に聞いてくれていたのに、
段々と自分の意見や好みが出てきて、簡単に賛成してくれなくなった。

どうにか子どもたちの新しい要望に応えようと、様子を観察したり、
何が最近好きなのかを聞いてみたり、
試行錯誤しながらいろいろ工夫しているうちに、ふと思う。
仕事でお客さまを喜ばせようと動いているときと、
考え方はほとんど同じなんじゃないかと。
いやいや、わがままな子どもとお客さまを同じように捉えるなんて失礼な、
とも一瞬思ったけど、
目の前で困っていたり、課題を持っている人に丁寧に耳を傾けて、
解決への道を探るという本質は、
うん、やっぱり同じだ。

これからも、きっとそれは変わらない。
どんなことでも、話をして、話を聞いて、たくさん考えて、思いつく限り試してみる。
人見知りでも、言葉に詰まっても、真剣に仕事に取り組んでさえいれば、
お客さまや上司・同僚から返ってくる
お叱りの言葉、喜びの言葉はすべて、成長の糧になる。
そうして前に進むことをやめない限り、必ず誰かの役に立てるはずだ。
この考えは、適当なんかじゃない。

OTHER STORY